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青山霊園

東京都南青山区にある青山霊園は、多磨霊園と同じく「東京都が管理する都立霊園」のひとつです。

地下鉄銀座線外苑駅より歩いて八分、地下鉄千代田線乃木坂駅より徒歩十二分で行くことができます。

もともとは1872年に「青山家」があった場所に作られた墓地で、できた当初は「神葬祭墓地(神道の墓地)でした。

が、その後東京都に移され、1926年には東京都が管理するものとなり、「日本で最初にできた公営墓地(地方自治体が管理する墓地)」になりました。

その後他の墓地と隣接し「青山霊園」となり、現在は数多くの著名人がこの青山霊園に眠っています。

飼い主が亡くなってからも渋谷駅で帰りを待ち続けた「忠犬ハチ公」も、飼い主の「上野英三郎」と同じく青山霊園に眠っています。

その他、二十九代内閣総理大臣である「犬養毅」、明治維新で活躍した大久保利通などが眠っています。

大久保利通は明治維新を語る上では欠かせない人物ですが、西郷隆盛との間に「西南戦争」を起こしたことから「祖国薩摩(鹿児島)に刃を向けた」として忌み嫌われ、地元に納骨をすることすら許されないほどでした。

そんな波乱に満ちた人生を送った明治の立役者も、今は青山霊園に静かに眠っています。

また蘭学者の杉田玄白(すぎたげんぱく)、会津藩氏の林権助(はやしごんすけ)、西南戦争や日露戦争で活躍した乃木希助(のぎまれすけ)も青山霊園に眠り、ここに葬られた人がいかに偉大で、著名な人たちなのかが伺えます。

現在、青山霊園では「青山霊園再生計画」というものが進められており、古くからある木々やお墓などを保管しつつ、「霊園」としてだけでなく「公園」としても利用できる様に整備が行われています。

青山霊園は桜の名所としても知名度が高く、シーズンになると「桜を愛でよう」という人たちで一杯になります。

シーズン外でも、公園内で犬を散歩させたり、ジョギングに使われたりと、広く市民に親しまれている霊園です。

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